ジェラード監督のコメント-U19のスパルタクモスクワ戦敗戦を受けて

シニアチームのスパルタクモスクワ戦に先立って、U19のユースチームも試合を行いましたが、結果は2-1での敗戦に終わっています。

敗戦を受けてのジェラード監督のコメントは以下の通りです。


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選手と同じ感覚だよ。ーフラストレーションと失望を感じ、傷ついている。

セビージャに対して我々は完璧にプレーをし、10点満点だとおそらく9点のパフォーマンスだった。
我々は試合後選手たちを称賛し、より高みに行けると言った。

毎度試合は異なるので、全てのゲームがセビージャ戦のようにいくとは思っていなかった。人工芝でタフなチームに対してプレーをするのはタフなテストだったね。

我々はセビージャ戦と同じような努力、決断、願望を見せた。不運なことに、我々の選手たちは上向かなかったし、個人的なミスがいくつも見られた。

選手たちは自分自身に失望しているが、もしこのクラブでビッグプレイヤーになりたいのなら、セビージャ戦のようなパフォーマンスを見せたホームにいたいのなら、アウェイでのトリッキーなテストでも立ち上がって同じように戦い続けなければならないね。

失望的だったのは、前線の選手たちの調子が上向かなかったことかな。



スパルタクは我々よりもゲームをコントロールし、チームとしてよりよくプレーをした。

我々は個人的なプレーで、チームとしてのつながりよりもニュースの見出しや少しの栄光を求めてしまった節があるね。


しっかりディフェンスをし、正しい場所でチームとしてボールを奪い、セビージャ戦のようにプレーできるはずだったので、本当に失望だよ。だからこのような曲がり道から選手たちはチームとしてプレーすることを学ぶと思うよ。


我々はみな称賛されるべきだが、一度自らの手で試合を難しいものにしてしまうと、勝利は遠いものになるんだ。

ユースのチャンピオンズリーグは素晴らしいコンペティションだし、よりよくプレープレーをしたい。我々にはその能力があるが、2つのパフォーマンスをし、その2つは大きく異なるパフォーマンスだったね。

私は前に進む自信があるし、スパルタクの選手たちがイングランドに来た時には、より高いクオリティとタレントを備えた上で、チームとしてより良くプレーできるよう仕事をしていくよ。

スパルタクモスクワ戦を終えて--クロップのインタビュー


ヨーロッパチャンピオンズリーグ第2戦
リバプールはロシアのスパルタクモスクワとアウェーで戦いました。

試合は前半23分にフェルナンドのゴールで先制されるものの、前半31分フィリペ・コウチーニョのゴールで追いつき、引き分けに終わっています。

メンバーは以下の通り

GK
ロリス・カリウス

DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド
ジョエル・マティプ
デヤン・ロブレン
アルベルト・モレーノ

MF
ジョーダン・ヘンダーソン
エムレ・チャン
フィリペ・コウチーニョ

FW
ハメド・サラー
ロベルト・フィルミーノ
サディオ・マネ

交代選手
ダニエル・スタリッジ(⇄マネ 70分)
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(⇄チャン 78分)


以下、クロップのインタビューです。

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(結果に対してフラストレーションは溜まっているか)

もちろんだよ。私が何度かそう言っているように、我々はこの瞬間のフットボール界で最も幸せなチームとは言えない。我々にとって、事はそう簡単にうまく運ぶものではないんだ。我々は本当によくやって、非常に守備的なチームに対して、うまくチャンスを作った。そして、我々は相手に対してそれほど多くのチャンスを与えなかった。彼らが得点をしたフリーキックはファールじゃなかったよ。だからこのことを変えるのは難しかった。ディフェンスにおいて、ボールを奪取しクリアしたが、ホイッスルはなっていた。非常に厳しいよ。しかし、フリーキックブリリアントだったね。
そして我々は同点にした。ゴールを決めて、さらに何度もチャンスを作った。これは素晴らしいことだ。我々は本当によくやって、4、5回100パーセントのチャンスを作ったが、失望しているよ。

チャンピオンズリーグのグループステージでは、決勝トーナメントに行くことだけが目標だ。そして、我々はまだその可能性を残している。我々は2チームのことを今ではよく知っているが、両ゲームとも勝つことができたし、勝利すべきだった。しかしそれは叶わなかった。
こういうことが起こるのは我々の失敗だ。しかし、諦めずに今やっているようなことを続け、より良くしていく。私は今夜沢山の良いプレーを見た。パーフェクトなゲームではなかったが、沢山の良いものがあったよ。


(コウチーニョ、フィルミーノ、サラー、マネが同時にスタメンでしたね)

次のゲームの向けて、飛行機で旅立つ頃には我々は選手が明日どんな調子になるか、見なければならない。しかし、我々のもつ全ての選手が素晴らしかった。選手やあなた方が望むラインナップではないこともたまにあるが、リズムというものがあり、良い調子と備えが必要なんだ。非常に激しいゲームだった。
私にとっては選手の名前ではなく、どういうパフォーマンスができるかだ。たまに最大限のプレーができるが、そうではないことがほとんどだ。我々は働き続けなければならないし、諦めずに戦い続け、チャンスを作り、チャンスを防ぐ必要がある。当然ながら、十分なゴールを決められないこともある。それでも戦い続けるよ。


(なぜ、2点目を取れなかったのでしょうか)

その理由がわからないから2点目を決められなかったんだ。「なぜゴールを決められなかったか」は本当にいい質問で大きな質問だ。ゴールキーパーが良いセーブをしたりと、一つ一つの場面での少しの不運でそうなるんだ。
両キーパーとも何度も良いセーブをしていたが、ゴールを許した場面では誤った判断をした。
これがフットボールなんだ。さっきも言ったようにこれを変える唯一の方法は、何度も何度も諦めずに戦い続けることなんだ。我々は戦い続けるよ。


(決勝トーナメントに進む自信があるか)

もちろんだ。その実力があると思っている。我々はどの2チームが優れているかを知っている。2試合とも我々の方が良い試合をしていたからね。
今夜、モスクワの選手たちは多くの怪我を抱えていた。次の試合ではQuincy Promes には何人かの選手が戻ってくるね。本当にいい選手だ。彼らはいい試合をできるようになると思うよ。
しかし、自信っていうのは何だ?フットボールにおいて確実なことは何もない。我々はグループリーグを突破する実力があるし、突破しなければならない。ドアが開いている時や開いてなくても背後に少しの光があるならば、我々は歩き続けなければならない。
我々には突破する準備がある、それは少年たちが本当に努力しているからだ。彼らが本当に突破したがっていることが分かると思うよ。
ある瞬間では、クロスではなかったり、シュートを打ってディフレクションをしたり、うまくいかないそんなシチュエーションがあるけれども、落ち着いて諦めずに戦い続ければ、きっと成功を収められると思うよ。